NSSでの仕事内容を紹介

当社は「システム開発・制御、ソフトウェア製作」を行っており、制御部・技術部の2組織で構成されております。
ここでは、各部署での当社従業員の仕事内容の一例を掲載しましたので、ご参考ください。

制御部 

映像システム制御・アプリケーション開発

映像・音響システムを大規模ホールに納入する大手システム会社様からのご依頼案件を紹介します。
納入先は、コンサートや演劇等・各種催事が開催できる文化ホールで、設備の集中制御・管理のシステム案件です。
一般的にこのようなシステムの場合、AV機器の制御には、アンプのON/OFF・スイッチャーのマトリクス切替え・プロジェクターの電源・入力の制御・etc...とたくさんの機器に対して一度に制御を行う必要があります。
そこで、今回はAMXという映像・音響とそれに付随する周辺機器の制御を得意とするコントーローラーと専用のプログラミングソフトウェアを使い、これらをスイッチ一つで自由に設定・動作させるシステム作りを行いました。

プログラミングはどんな言語をつかっているのですか?

今回はAMXという機器で専用のプログラミングをメインで使用しましたが、
WindowsPCも使用したので、そこではC#を使ってソフトウェアを作成しました。

いきなりたくさんの技術を使って大変じゃないですか?

いきなりは大変かも知れませんね(笑)
でも、僕も最初は簡単な部分から覚えていき、少しずつステップアップしています。
当社は幅広い業務を通じて、たくさんのシステムに対応できる総合力が培われますよ!

仕事で苦労したことはどんな所ですか?

納入現地での調整が苦労しました。
現地の機器となかなか上手く通信ができなくなって原因を調査するのが大変でした。
こういった一つ一つの積み重ねが経験として今後に生かしていけると思います。
でも、スイッチひとつでホール全体がバーッ!と連動して上手く動作するのを見たときは、
達成感でいっぱいになりますよ^^

制御技術部

工業部品計測装置の制御盤制作

工場・自動倉庫などの現場には必ず制御盤と呼ばれる大きなBOXに制御機器がびっしりと並んでいるモノがあります。そこで、工場内機器の動作ON/OFFや、モーターの回転制御・通信等様々な指令を発行しています。
今回は、工業部品の製作を行っているメーカー様からのご依頼案件で、制御盤を設計から作成まで行いましたので、その作業の1部を紹介させていただきます。

具体的にどんな作業を行うのですか?

まずお客様から案件に必要な事柄をヒアリングして、制御盤の設計、機器選定・購入までを行います。それから機器類を制御盤内に設置、ケーブル・通信線で接続する配線作業を行います。

プログラミングもするのですか?

はい、PLCと呼ばれる機器を使用する際には「ラダー」という専用のプログラミングを行います。
産業機器制御には欠かせない技術です。
当社では、三菱電機のシーケンサーをメインに採用することが多いですね。
でも他のメーカーのPLCも使ったりもします。

手先が器用でないとダメですね。プログラムも必要だし・・・

まずは電気の基本と工具の使い方を、根気よく学びながら先輩と作業を進めていきます。
これから勉強して、電気工事士2種の資格を取得すれば資格手当もつきますよ!
心配せずにチャレンジしてください^^